ゆうわむらのこと その1 ゆうわむらのこと その2

2010年11月19日

田耕し狂言

2年に一度の竹富町民俗芸能発表会が中野わいわいホールありました。

地元古見からは、「田耕し狂言(たーかいしきょんぎん)」

この狂言は、八重山広しと言えどもこの古見だけにしかないそうです。


働き者が田を耕していたら、黄金を見つけ、サボっていた2人も自分か見つけたと主張します。

ではいったい誰のものか、この中で一番年が上のものにあげようと総代さんがいいます。

怠け者は、知恵を使いいかに自分が年をとっているかを説明しますが、働き者が

「私の息子がこの者たち(怠け者)と同じ年です。」と、言って一番年上だと認められ、

無事黄金を手に入れます。働き者は得をするというお話。これを全部古見の方言で演じます。


説明なしには、全くわからないはず。そしてオチもわからない。

先輩方の助言なしには、きちんと出来ているかもわからないというないないずくめ。

でも、内地からの移住者4名で、無事演じきりました。パチパチパチ・・・


伝統芸能を残すってホントにたいへん。

古見の豊かな文化がこれからもずっと残っていったらいいなと思います。




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Posted by 農家民宿マナ at 23:35│Comments(0)伝統芸能
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